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2024.04.22
日本特許実務
所内研修会(裁判例検討: 知財高判令和4年(行ケ)第10091号「5-アミノレブリン酸リン酸塩」事件)
知財高判令和4年(行ケ)第10091号「5-アミノレブリン酸リン酸塩」事件について、技術第4グループ担当の所内研修会が行なわれました。
上記裁判例では、新規の化学物質に係る発明の新規性の判断において、引用発明と認定するための判断基準が説示されました。そして、本件については、引用文献からは5-ALAホスフェートを引用発明として認定することはできないと判断し、本件発明の新規性を肯定しました。
研修会では、原告の主張内容や判示内容を確認するとともに、実務において参考となる点についての説明がされました.
裁判例の内容については、資料室の判例紹介ページをご確認ください。