APAA2025 クアラルンプール総会に参加しました

2025年度のAPAA（アジア弁理士協会）総会が、2025年11月7日（金）～11日（火）に、マレーシアのクアラルンプールで開催されました。弊所からは、松井元、福家浩之、新明優香の3名が参加しました。

APAAは、アジアにおける知的所有権に関する代理人の国際団体ですが、アジア以外に、欧米等の代理人もオブザーバーとして参加できます。今年の参加者は、合計約1400名であり、このうち日本から約220名、インドから約170名、韓国と台湾からそれぞれ約110名、米国から約30名の参加者がありました。

既に協力関係が成立している代理人とは互いに近況を報告し、初対面の代理人とは今後の提携を見据えて互いに自己紹介しました。出願・権利化に関する情報交換を行ったほか、調査業務やＡＩ活用法も話題となりました。日本との共通点や違いを意識することができ、よい刺激を受けることができました。初対面の代理人と、帰国後すぐに具体的な提携も開始しており、さっそく、交流の成果が実り始めています。

今後も各国代理人との連携を深められるよう、各国代理人との情報交換の機会を積極的に設けていきたいと思います。

来年のAPAA総会は2026年11月に香港で開催される予定であり、引き続き弊所からの参加を予定しています。