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2024.10.01
米国
外国特許実務
【米国】AFCP2.0(After Final Consideration Pilot Program)の終了
USPTOは、2024年10月1日付の官報にて、AFCP2.0を2024年12月14日で終了することを公表しました。現時点では、AFCP2.0の代替となるプログラムは発表されておりません。
過去のトピックス記事でもお伝えしてきましたとおり、AFCP2.0は、期限の決められているパイロットプログラムではあるものの、毎年期限が到来するたびに延長され、運用されてまいりました。
実務上広く利用されてきたプログラムである一方、USPTO側の労力やコストの増大にも繋がっていたため、USPTOは、2025年度からAFCP2.0の利用料として$500の庁料金を課すことを提案し、パブリックコメントを募集していました。しかしながら、パブリックコメントには否定的な意見が多く、本プログラムの終了を決めたとのことです。